深愛のリグレット

ガラス越しに 触れ合う指

記憶の中の リグレット

温もりまで 夢に残し

君のいない 朝焼け

触れられなくていい 想うだけでいい

いつしか憧れは すぐそばにあった

空に 舞った 星のように

君は ずっと 綺麗で

永遠を 欲しがった罰かな

ガラス越しに 触れ合う指

記憶の中の リグレット

温もりまで 夢に残し

君のいない 朝焼け

閉じ込めてた 痛みさえも

解いてくれた あの言葉

その代わりに 僕にくれた

甘く深い 傷跡

君はそっと 消えてゆく

街行く人たちの 溢れる愛が

僕に影落として 笑いかけるんだ

空に 揺れる 月のように

過去と 現在の 狭間で

虚像 愛し 抱き上げるよ

鏡越しの 異なる世界

二人合わない シルエット

行き場のない 夢の中に

君を残し 目覚める

締め付けてた 痛みさえも

救ってくれた あの笑顔

その代わりに 僕にくれた

君に染まる 熱情

夢に溶ける 君が言った

"あなたに出会えてよかった"

空が割れて 星が降って

月が微笑みかけたの

ガラス越しに 触れ合う指

記憶の中の リグレット

温もりまで 夢に残し

君のいない 朝焼け

時は流れ 光射して

壊れ始めた リグレット

息の仕方 思い出して

少しずつ 奏でたい

君はそっと 消えてゆく